【倒産件数前年同期比3割増】中小零細企業に押し寄せる経営悪化・経営破綻・倒産の波Ⅰ≪詳しくは動画をご覧ください≫

中小企業に淘汰の波が押し寄せています。
東京商工リサーチが先月10日発表した今年上期(1~6月)の倒産件数は、
前年同期比で3割増で、
4,000件台となり、
5年ぶりの高水準になりました。
ゼロゼロ
融資返済や物価高によるコスト高騰が響いています。
更に人手不足の逆風下、
中小企業のリアルな現実を検証してみます。

●5年ぶりの高水準

同社の調査によれば、
今年1~6月期全国の倒産件数(負債額1,
000万円以上)4,042件で、
2年連続で前年同期を超え、
上期としては20年以来3年ぶりに4,000件台に。

ようやくコロナ禍を抜け出し、
経済活動も正常化したと思われる今、
足元では経営に行き詰まる企業が増加しているようです。

●経済正常化でも増える倒産?

負債総額は、
昨年上半期に大手自動車部品メーカーの大型倒産があったため、
前年同期比では▲45%に。
ただ、負債100億円以上が8件、
1億円以上5億円未満が824件、
5億円以上10億円未満が115件と、
中堅規模の企業倒産が目立ちました。

<中小・零細の回復は遅れ気味>
大手上場企業では好業績が多くみられる一方で、
中小零細企業の業績回復は遅れ
気味。
コロナ禍で実施された支援策の効果が次第に薄れ、
すでに昨春ごろから
倒産件数は増加傾向に。

●産業別では25年ぶりの現象

同調査では産業別の倒産件数も注目していますが、
10分類のすべてが前年同期を上回っており、
これは1998年上半期以来、25年ぶり。

一方、地域別の倒産件数も全国9地区のすべてで前年同期を上回っており、
こちらは2000年の上半期以来23年ぶりの現象とか。

<1998年、2000年当時と言えば>
1998年と言えば、当時は大手金融機関の経営破綻が相次き、
日本は深刻な
金融危機に見舞われていた。
2000年はITバフルが崩壊していた。

今年の1~6月期の全国の倒産件数は、
5年ぶりの高水準で、
経済正常化でも倒産は増加傾向にあります。
産業別に見ても10分類すべてが前年を上回る倒産件数となっています。
これから、
リーマンショックを超えるような金融危機が訪れ経済不況が起こるのではないか心配です。
国はいち早く、
そして、大規模な経済対策をこうずる必要があるはずですが、
官僚や政治家の面々には、そんな危機感が全くありません。
まぁ、
ご自分の小さな欲望が満たされ、
その上、その地位が保証されていれば、
日本という国が滅んでも構わないと考えておられるようですので、
政治に過度な期待は禁物です。

引用

税理士法人 AtoY 2023年8月16日メルマガ
【中小企業】中小企業に押し寄せる波Ⅰ企業倒産増加局面①

税理士法人 A to Y
〒460-0014 愛知県 名古屋市中区富士見町7-11
電話番号 052-331-0286
FAX番号 052-331-0317

AtoY 相続事業承継クラブ】
相続の情報が氾濫する世の中・・・
「現場のプロ」があなたにあった生前対策方法を親身にサポートいたします。

酸っぱい経験を沢山知っている不動産投資のリカバリストだからこそ春を導く不動産投資

100万円から始める不動産投資】
不動産投資に興味ある方
資産形成に不動産投資を検討している方
起業を考えているが、安定した収入源を持っておきたい方

不良債権を優良債権へ 酸っぱい経験を知っている不動産投資のリカバー専門が次に繋げる

【賃貸買取物語】
入居率の低下で悩んでいる賃貸をお持ちのオーナー様