【実録】不動産投資における「金融事故」の続報:銀行の不手際と問われる誠実さ

はじめに

今回は、先日お話しした「金融事故」のその後の経過についてご報告します。
まだ解決には至っていませんが、
実体験をリアルにお伝えすることで、
皆さんが同様のトラブルに遭わないためのチェックポイントや戒めとして
役立てていただければ幸いです。

序の口で起きた銀行側の致命的なミス

先日、不動産売買の決済を行いましたが、
そこで信じられないような不手際がありました。

通常、融資を伴う不動産取引では、
抵当権の抹消書類を事前に準備しておくのが「初歩中の初歩」です。
しかし、担当した静岡銀行(細江支店)はこれを怠りました。

司法書士からは
「登記の受付は完了したが、
抹消書類が揃っていないため、
前所有者の抵当権が残ったまま、
その下にこちらの根抵当権が設定されている異常な状態である」
と連絡がありました。
本来、代金着金と同時に抹消されるべきものが、
銀行側のミスで滞っているのです。

基本的な確認事項の欠落と無責任な対応

また、返済口座や返済日、
さらには返済方法(元利均等か元金均等か)といった基本的な事項についても、
事前の確認が一切なされていませんでした。

さらに驚いたのは、
そのミスを是正するための銀行側の提案です。
彼らは「一度実行した融資をやり直す」という方法をとろうとしましたが、
それではこちらに追加の手数料や手間が発生してしまいます。
支店長からは謝罪の言葉一つなく、
自分たちの不手際を棚に上げて、
形式的な手続きだけで済ませようとする姿勢が目立ちました。

信頼を損なう「無神経な営業」

トラブルの最中、
銀行側は私の母親に対しても
「金融資産の管理をお手伝いさせてほしい」と営業をかけてきました。
これには唖然としました。
自分たちのミスで多大な迷惑をかけている最中に、
厚かましくも次のビジネスを要求してくるその神経が理解できません。

私は、彼らに対して
「今のあなた方を全く信頼していない。
最初からこの担当者だと分かっていたら、
絶対にこの銀行とは取引しなかった」とはっきり伝えました。

私の妹は信託銀行に勤めており、
金融のプロの視点からも「この対応はあり得ない」と呆れ返っています。

行政でも起きている「チェック体制の甘さ」

(税理士・山口氏の補足)
同様の「いい加減な仕事」は行政でも起きています。

ある区役所では、
住民税の計算をアルバイトに任せきりにし、
入力ミスを放置した結果、
納税者に本来の10倍近い税額を請求するという事例がありました。

コロナ禍で学生の雇用を創出すること自体は良いことですが、
それによってチェック体制が疎かになり、
市民が不利益を被ることはあってはならないことです。

結論:ミスをした後の「行動」がその人の価値を決める

人間ですからミスは避けられないこともあります。
しかし、重要なのは「ミスをした後にどのような行動をとるか」です。
そこで誠実に対応し、
信頼を回復できるか、
あるいはさらに評価を下げるか。
その対応にこそ、
その人や組織の人間性が現れます。

今回の銀行の対応は、
単に「わからなかった」「素人だと思った」では済まされない、
プロとしての自覚に欠けるものです。

私はこの件をうやむやにせず、
今後は銀行のカスタマーセンターへ
正式に問い合わせを行うとともに、
金融庁などの関係機関にも報告する準備を進めています。

この続報については、
今後もブログや動画を通じて随時発信していきます。
皆さんも、金融機関や行政を過信せず、
自らもしっかりと内容を確認する姿勢を忘れないでください。

要約

- 本件は、不動産決済における銀行側の初歩的ミス(抵当権抹消書類の未準備)により、前所有者の抵当権が残ったまま、その下に新たな根抵当権が付くという異常な登記状態が発生した「金融事故」の続報です。 

- 併せて、返済口座・返済日・返済方式(元利均等/元金均等)等の基本事項すら事前確認がなく、是正提案も顧客側に追加の手数料・手間が生じかねない内容でした。 

- トラブルの最中に、家族へ資産運用の営業を行うなど、信頼を損なう対応もあり、「ミスそのもの」以上に「ミス後の行動(誠実さ)」が問題だと指摘されています。 

- 同様のチェック体制の甘さは行政でも起こり得るため、金融機関・行政を過信せず、当事者が決済前に点検できる項目を持つことが重要です。 

- 結論は、事故をゼロにする発想ではなく、事故が起きても致命傷にしないために、決済前チェック・記録・窓口エスカレーション(カスタマーセンター等)を仕組み化することです。 

 

例え話 

 抵当権の抹消は、
飛行機の離陸前点検に
似ています。

点検漏れがあっても
地上では
動いて見えますが、
離陸後
(売却・追加融資・トラブル発生時)に
一気に
重大事故へ
つながります。

だからこそ、
離陸前(決済前)に
潰すべきです。

 

この動画から得られること

- 抵当権抹消書類の不備が、なぜ重大事故(順位・登記不整合)になるのか 
-
決済前に投資家側が確認できる「最低限のチェック項目」 
-
銀行の是正提案で論点にすべきポイント(追加手数料・期間短縮・顧客不利の排除) 
-
「誠実さ」を行動で見抜く観点(謝罪、説明、是正スピード、再発防止策) 
-
銀行・行政を過信しないための、記録・窓口・第三者(司法書士等)活用の型

 

専門家の付加価値(実務ポイント・チェックリスト)

 1)事故原因をMECEで分解(再発防止の視点)
-
書類不備:抹消書類の欠落・期限切れ・委任状不備 
-
段取り不備:誰がいつ持参し、誰が最終確認するか未定 
-
連絡不備:担当支店本部司法書士の連携遅延 
-
説明不備:返済条件(口座・日付・方式)未確定のまま進行 
-
是正不備:顧客不利(手数料・期間短縮)を前提に処理しがち

 

 2)決済前チェックリスト(最低限)
-
抵当権抹消書類一式が揃っているか(司法書士に事前確認) 
-
旧抵当の抹消と新抵当設定が「同時」に処理される段取りか 
-
返済口座・返済日・返済方式・金利条件が書面で確定しているか 
-
当日の連絡網(担当/支店長/本部/司法書士/苦情窓口)が一枚になっているか 
- “
想定外が起きた時の判断者(誰が最終決裁するか)が明確か

 

 3)是正局面の交渉ポイント(顧客が守るべき線)
-
原因者負担:追加手数料・登記費用・事務費用は原則として銀行側 
-
資金繰り保護:支払猶予や返済開始時期が実質短縮されない設計 
-
記録化:合意事項は必ずメール等で残し、口頭で終わらせない 
-
再発防止:再発防止策(誰が最終点検するか)を言語化させる

 

視聴後アクション

- 今日やること 
  -
直近で決済予定がある方は、司法書士に「抹消書類は事前に揃っていますか」と確認してください。
これが最初の防波堤です。 

- 今週中 
  -
決済チェックリストをA4一枚で作ります(抹消書類、同時処理、返済条件、連絡網)。
難しい言葉は不要で、項目だけで機能します。 

- 2週間以内 
  -
銀行担当に「返済口座・返済日・返済方式は確定していますか。書面でください」と伝え、証跡を残してください。 

- 1か月以内 
  -
比較できる金融機関をもう1行作り、相談窓口を確保してください。
借入を増やす目的ではなく、交渉と自己防衛のためです。 

- 迷ったら 
  -
「書類」「順位」「記録」の3点だけ確認してください。
ここが揃えば、金融事故の多くは致命傷になりません。

 

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