- 不動産業者の「上から目線」な態度はなぜ起こるのか
不動産業界には、
独特の「あるある」が存在します。
先日、私の次女と妻が大学進学に伴う部屋探しのために埼玉の不動産屋を訪れた際、
非常に「上から目線」な対応をされたと話していました。
また、就職を控えた長女の部屋探しの際も同様の印象を受けたようです。
なぜ不動産業者は高圧的な態度を取りがちなのか。
その背景には、
不動産取引が民法や宅建業法、
都市計画法といった専門的な法律に基づいているという点があります。
業者は日常的にこれらの法律を扱っているため、
どうしても一般の方よりも知識が豊富になります。
その知識の差が、
特に女性二人連れや若者などの「知識がない」と思われる相手に対して、
無意識あるいは意図的に「教えてやる」という高慢な態度として表れてしまうのかもしれません。
- 一般の人々が抱く不動産業界のイメージ
一般の方々に不動産業界の印象を聞いてみると、
売買と賃貸でイメージが分かれることがわかります。
売買においては、
バブル時代の強引な「地上げ」や「悪徳業者」のイメージがいまだに根強く残っています。
過去には、敷地面積をごまかして販売し、
隣地所有者から訴えられるような悪質なケースもありました。
こうしたブラックな印象から、
年配の方を中心に「不動産業者は信用できない」という声が今も聞かれます。
一方で、若い世代にとっては売買は馴染みが薄く、
不動産業者といえば「賃貸仲介」のイメージが強いようです。
しかし、その賃貸においても、
不信感を抱かせるような事例は枚挙にいとまがありません。
- 賃貸仲介における不誠実な対応の実態
具体的に、以下のような嫌な思いをしたという声が多く寄せられています。
- 不透明な手数料の徴収:
契約をキャンセルした際、
違約金とは別に、
本来は業者側が負担すべきような振込手数料まで細かく相殺して返金されるなど、
せこい対応をされた。 - 条件の悪い物件からの紹介:
最初は条件の悪い物件ばかりを勧め、
渋っていると徐々に良い物件を出してくる。
最初から良い物件を出せばいいのに、
と不信感を抱く。 - おとり広告:
ネットで「空室あり」となっている物件を問い合わせて店舗へ行くと、
「たった今埋まりました」と言われ、
別の物件を強引に勧められる。 - 強引な契約の催促:
ネット申し込み後、
内見から契約までを異常に急かされる。
丁寧な説明もないまま、
その場で次々と関連サービスへの登録を迫られる。 - 煩雑な付帯サービス:
セキュリティ会社や、
電気・ガス・水道の一括手続き代行など、
業者のキックバック目的と思われるサービスへの加入を半ば強制され、
かえって手続きが面倒になった。
特に大手チェーン店では、
営業マンが個人のノルマに追われているケースが多く、
客の利便性よりも
「いかに早く、いかに付帯サービスを含めて契約させるか」を優先する傾向があるようです。
- 業界の構造と営業マンの質
不動産業界、
特に賃貸仲介は歩合制が主流です。
仲介手数料だけでなく、
大家さんからの広告料(AD)が多い物件や、
自社管理物件を優先して紹介した方が営業マンの利益になります。
そのため、
客の希望よりも「自分たちが儲かる物件」を優先して紹介するという構造的な問題があります。
また、人の入れ替わりが非常に激しい業界であることも、
サービスの質の低下を招いています。
知識や経験の浅い営業マンが、
プロとしての自覚を履き違えて高圧的な態度を取ってしまうことも少なくありません。
- 信頼できる不動産業者を選ぶために
こうした現状がある中で、
消費者はどのように業者を選べばよいのでしょうか。
一つの指標として、
大手チェーンよりも、
その土地で長く営業している「地元の不動産屋」を訪ねてみるのも手です。
地域密着型の店舗は評判を大切にするため、
比較的誠実な対応が期待できる場合があります。
また、不動産取引には「借りる側・買う側」にも最低限の自己防衛が必要です。
今はネットで多くの情報が手に入ります。
安易に業者の言いなりにならず、
事前に相場や仕組みを調べ、
信頼できる知人に相談するなど、
情報を集めた上で判断することが重要です。
結論
不動産業界のイメージが良くないのは、
一部の不誠実な業者や、
効率を重視しすぎる業界構造に原因があります。
営業マンの「上から目線」は、
言葉足らずであったり、
専門用語を当たり前のように使ってしまう「プロの奢り」から来ている面もあります。
最終的には、
会社名よりも「担当者個人がいかに誠実か」が重要です。
強引に契約を急かしたり、
説明が不十分なまま付帯サービスを押し付けてきたりする業者には注意し、
誠意を持って対応してくれる会社・担当者を選ぶ眼を養うことが、
納得のいく住まい探しへの第一歩となります。
要約
- 背景
- 不動産業界、とくに賃貸仲介の現場では「上から目線」「おとり広告」「強引な契約」などの不信事例が散見。
法令・実務の専門性と歩合制・広告料(AD)・自社管理優先といった構造要因が、
顧客軽視の対応を生みやすい。
- 典型的な不誠実行為
- 不透明な手数料相殺、
条件の悪い物件からの提案、
おとり広告で来店誘導、
内見から契約までの過度な急かし、
付帯サービスの半強制。
- 構造的要因
- 歩合制・ノルマ・AD偏重、
自社管理の囲い込み、
人材の入れ替わりが激しく知識・倫理が未成熟な担当者の存在。
- 消費者の対処
- 事前に相場・仕組みを調べる、
複数店舗で比較する、
地場で長く続く地域密着店も検討する、
担当者個人の誠実さを最重視する。
- 結論
- 会社の看板より「担当者の質」。
急かす/説明不足/付帯の押し売りには一旦持ち帰り。
情報武装と比較・質問で主導権を取り戻す。
この動画から得られること
- なぜ起きるか:業界の収益構造(歩合・AD・自社管理)と専門性バイアスの理解
- 何が危険か:不透明な手数料、条件の悪い物件提示、おとり広告、過度な急かし、付帯の押し売り
- 見抜き方:来店前・内見時・申込時・契約時の“赤旗”と質問例
- 選び方:誠実な担当者・店舗の見極め基準(説明の質・比較提示・透明な費用・持ち帰り許容)
- 防御術:見積・費用内訳の取得、相場確認、付帯サービスの任意化、契約前チェック項目
- 代替案:地域密着店の活用、複数店舗比較、第三者相談(消費生活センター・宅建協会)
専門家としての付加価値(実務KPI・チェックリスト)
- 赤旗KPI(該当数が多いほどリスク高)
1. 初回提示が希望条件とかけ離れた物件ばかり
2. ネット掲載物件の「いま決まった」頻発(おとり疑い)
3. 費用内訳に不明瞭項目(消毒・抗菌・24Hサポート等の半強制)
4. 即日申込・即決を強要、持ち帰り拒否
5. 付帯(電気・ガス・通信・警備)の自動申込
- 担当者の見極め基準
- 条件に合う物件の「比較表」を提示(家賃・共益費・初期費用・AD・管理)
- 費用内訳が1円単位で明示され、任意/必須の区別が明確
- デメリット(騒音・日照・周辺環境)も先に説明
- 申込・審査・契約のフロー・期限・解約条件を図解で提示
- 必須質問リスト(抜粋)
- 初期費用の内訳(仲介手数料・敷金礼金・鍵交換・消毒・24H等の任意/必須)
- 退去時の原状回復基準(国交省ガイドライン準拠か)
- 解約予告期間・違約金の有無、更新料/事務手数料
- 管理会社の24H対応、近隣苦情対応
- 付帯サービスの加入任意・拒否時の不利益有無(書面化)
- 事前準備(情報武装)
- 相場確認(SUUMO/athome等で同条件10件比較)/希望条件の優先順位表作成
- 契約前チェック①重要事項説明書②賃貸借契約書③見積内訳の突合
例え話
賃貸探しは「コース料理の店選び」に似ています。
看板(ブランド)よりも、
前菜(初回提案)からデザート(契約)まで味と説明が一貫しているかが大切。
いきなり追加料金(付帯)を積む店や、
早く食べろ(即決)と急かす店は避け、
素材(物件)と明細(費用)を丁寧に見せる店(担当者)を選ぶべきです。
視聴後アクション
- 1. 条件表を作る:家賃上限・駅距離・広さ・設備・NG条件をA4一枚に整理
- 2. 相場を調べる:同条件10件で家賃・初期費用のレンジを把握
- 3. 店舗を選ぶ:大手+地域密着店を各1〜2店、担当者の説明の質で比較
- 4. 物件比較表をもらう:家賃・初期費用・管理・デメリットを横並びで確認
- 5. 赤旗をチェック:おとり疑い・即決強要・不明瞭費用・付帯の半強制は一旦持ち帰り
- 6. 書類を精査:重説・契約書・見積の突合、任意/必須の線引き、退去原状回復基準
- 7. 記録を残す:口頭説明はメモ・メールで確認し、約束は書面化
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