『宣る』
神や天皇が神聖なる意向を人々に対し、口で言ったりして表明する
祝詞・名などみだりに口にすべき出ないことをはっきり言う
言靈信仰を背景にした語で、まじないのろいの力を持った発言やむやみに口にすべきでない事柄を明かす発言
重要な意味を持った正式な発言などを言う
告げ知らせる・述べる・口に出して言う
本来は、神や天皇が重要な事実を宣言する、
また、みだりに言うべきでないことを表明する意で、
後世は「名のる」に存在する。

『いのる「祈る」』
元々は意宣る
自らの意図を宣言する
〇〇を叶えてください・・・依存
私は〇〇を実現します・・・主体
必要な努力を惜しまず行いますので、
見ていてくださいと神様に申し上げるのが、
本来の祈り=意宣り
神様自助努力するものを助けます。
『意』
元来は考えるものの意
仏教においては、心は精神の主体的側面を意味し、
意は精神の働き
『禱』いのる
祈祷・・・僧侶や祈祷師・神主など特別な力を持った者が神仏に祈りをささげる・・・他力本願
祈願・・・自分自身で目的や願望を達成する為に神仏に祈りお願いする・・・自力本願
自らの人生がひらく為には、
ただ単にお願いして終わりではいけない。
自らの特長を生かす為に率先して行動し、
努力を重ねたその先に、
結果がある。
人格を向上させる・・・人から攻勢されない人間になること
人徳を培う・・・生きている意味・地球や宇宙の意味を自分として捉える
人望を拡大させる・・・器を拡げて、すべてのものを自分として捉える
#祈り #意宣り #言霊
要約
- 用語の整理(宣る・祈るの語源)
- 「宣る」は本来、神や天皇が重要な事実や神聖な意向を公式に表明することを指し、言霊信仰を背景に「軽々しく口にしてはならない言葉を明かす」という含意も持つ
- 「祈る」は元来「意宣る(いのる)」に通じ、自分の意図を言葉にして宣言する行為である
- 祈りの誤解(依存型と主体型)
- 依存型の祈り:〇〇を叶えてください、というお願いで終わる
- 主体型の祈り:私は〇〇を実現します、と自分の決意を宣言する
- 本来の祈りは「必要な努力を惜しまず行うので見ていてください」と誓う意宣りであり、自助努力が前提になる
- 意の意味(精神の働き)
- 仏教的には「心」が主体面を示し、「意」は精神の働きとして捉えられる
- 祈りは感情の吐露ではなく、意の働きを整えて行動へ接続させる行為として位置づけられる
- 禱(いのる)の区別(他力と自力)
- 祈祷:特別な力を持つ者が祈る色合いが強く、他力本願になりやすい
- 祈願:自分で達成する前提で祈り、行動と努力を伴う自力本願
- 結論(人生を開くための要点)
- 願うだけで終わらず、特長を活かして率先して行動し、努力を重ねた先に結果がある
- 到達点は、人格の向上(人から攻勢されない人間になる)、人徳の涵養(生きる意味を自分の言葉で掴む)、人望の拡大(器を広げ、世界を自分ごととして捉える)
例え話
祈りを
「お願い」だけで
終えるのは、
地図を見て
目的地を
口にするだけで
歩き出さない
のに似ています。
意宣りは、
目的地を
定めたうえで、
歩く覚悟と
手順を言葉にして
自分に誓う行為です。
到着を
変えるのは、
言葉そのものより、
その後の歩みです。
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