為替は円安が急激に進行し、
10月に1ドル150円の節目を32年ぶりに突破しています。
11月以降は円が買い戻され、
12月初めには一時133円台になるなど振れが大きく、
経済への影響と今後の動向がとても気になります。
1ドル150円時代は到来するのか?
大規模金融緩和の功罪は?

日本経済における急激な円安の影響は?
などなど検証してみます。

今回は、“今年の為替相場は?”をお送りします。

●1年前は113円台だった!

今年3月、外国為替市場で円安・ドル高が急速に進み、
ロジアの
ウクライナ侵攻が続く3月16日には
ニューヨーク市場で1ドル1
19円台まで円が値下がりし、
2016年2月以釆、
約6年1ヵ月ぶりの円安水準になりました。

この時点で、
何らかの円安歯止めの手立ては打てなかったのか
その様に考えるのは、私だけでしょうか?!

ただ、
ウクライナ侵攻で円安が深刻になったのは確かです。
ウクライ情勢を反映して、
原油高が進んで経常赤字が膨らみ、
支払いのためのドル需要が高まり、
一段と円安が進みやすい環境になったのです。




●日米金利差が円安•ドル高の一困!

米連邦準備理事会(FRB)が急速な利上げを続けている一方、
日銀は大規模な金融緩和を続けており、
日米金利差は拡大が続いています。





2年債の金利差を見ると、
FRBが利上げに動く前の2022年1月には1%未満だった金利差が10月には4.5%程度まで広がりました。

日米金利差とは、
金融政策の動向に敏感な2年債の利回りや長期金利の指標となる10年債の利回りなどの差を指します。

より高金利の通貨で運用した方が高い利益が見込めるため、
マネーは金利が低い方から高い方に流れる性質があり、
日米金利差の拡大により「円安•ドル高」に、
逆に縮小時には「
円高•ドル安」
振れる傾向になります。


●米金利引き下げのたびに進む円安!

日米金利差拡大を背景に急速な円安が進む中、
日銀の黒田総裁は現行の超低金利政策の見直しに取り組む考えはないことを何度も明言し、
FRBの利上げが発表されるたびに、
為替相場は円安が急速に進行していきました。

引用

令和4年12月19日 税理士法人 A to Y メルマガ
【ゆくえ】円安時代到来?!どうなる日本経済の行方?Ⅰ今年の為替相場

税理士法人 A to Y
〒460-0014 愛知県 名古屋市中区富士見町7-11
電話番号 052-331-0286
FAX番号 052-331-0317

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