【事業失敗談】一瞬のひらめきと「ノリ」で始めた香港レンタルオフィス事業の教訓
- 香港でのレンタルオフィス事業の失敗
最近経験した大きな失敗についてお話しします。
それは、徳田さんと出会った後のことでしたが、
「海外でレンタルオフィス事業をやりたい」という思いから、
香港でプロジェクトを立ち上げた時のことです。
それなりの資金を投じましたが、
結果として事業はうまくいきませんでした。
- 最大の敗因は「コストの掛け過ぎ」と「経営判断の甘さ」
最大の失敗要因は、
明らかに「コストの掛け過ぎ」でした。
当時は経営能力が不足しており、
判断が早すぎたのだと感じています。
決して「先見の明」があったわけではなく、
順番を間違えてしまったのです。
本来であれば、
まずお客様を確保してから場所を準備すべきでしたが、
先に立派な「箱(オフィス)」という場所を作ってしまいました。
緻密な戦略があったわけではなく、
一瞬のひらめきと「これはいけるかもしれない」というその場のノリだけで
突き進んでしまったことが、
大きなミスに繋がりました。
- 「大きく始めて成功させる」という幻想
当時の私は、
「最初からドカンと投資して、一気に成功させればいい」と考えていました。
しかし、今の考えは正反対です。
レンタルオフィスやインキュベーションスペースといった事業は、
最初から大きく構えるのではなく、
まずは小さく始めて、
徐々に育てていくべきだと痛感しています。
私たちは、莫大な余剰資金を持つ資本家ではありません。
地道に、
少しずつ事業を育んで大きくしていく「コツコツ型」の進め方が
本来の自分たちに合っていたのです。
一攫千金を狙うような「ドカン」とした手法に手を出してしまったことが、
最大の判断ミスでした。
- 失敗から得た教訓と現在
この失敗を経て、
現在は「小さく生んで、大きく育てる」という方針を徹底しています。
幸いなことに、こ
の事業の失敗によって借金が残ることはありませんでしたが、
投資した手元の資金はすべて失ってしまいました。
この手痛い経験を糧に、
現在は背伸びをせず、
着実に一歩ずつ事業を積み上げていくことの大切さを胸に刻んでいます。
要約
- 何が起きたか(事実)
- 香港でレンタルオフィス事業を立ち上げ、資金を投じたが結果は失敗に終わった
- 失敗の主要因(原因)
- コストを掛け過ぎた
- 経営判断が甘く、意思決定の順番を誤った(顧客確保より先に「箱」を作った)
- 戦略よりも一瞬のひらめきと勢いで進めてしまった
- 認識の転換(学び)
- 「最初から大きく始めて一気に成功させる」という発想は危うい
- 自分たちの資本力に合うのは、スモールスタートで検証しながら育てる進め方
- 現在の方針(結論)
- 小さく生んで、大きく育てる方針を徹底
- 借金は残らなかったが、投じた手元資金は失い、背伸びのリスクを痛感した
例え話
先に
立派な
オフィスを
作るのは、
料理店で
「満席になる前提」で
巨大な厨房だけ
先に
作るのに
似ています。
まずは
小さく提供し、
常連が
付いてから
設備を
増やす方が、
資金繰りも
判断も
安定します。
この動画から得られること
- 失敗の構造理解
- なぜ「箱を先に作る」と詰みやすいのかを、固定費と順番の問題として理解できる
- 起業の判断軸(専門家としての付加価値)
- 投資判断を「勢い」ではなく、検証→拡大の手順で組み直す視点が手に入る
- コスト設計の基本
- 初期に掛けてよい費用、後回しにすべき費用の切り分けができる
- スモールスタートの実務
- 小さく試し、当たったら育てる運用に変換できる
- 再発防止
- 一攫千金型の判断ミスを避けるための自己チェック項目が持ち帰れる
視聴後アクション
- アクション1(10分)事業を「箱」と「顧客」に分解して棚卸しする
- 箱:家賃、内装、設備、人員など固定費の項目
- 顧客:誰が、何に、いくら払うか(支払い理由)
- アクション2(15分)最小検証プランを1枚で作る
- まず1人に売る方法(紹介、既存顧客、テスト販売)
- 1週間で取るべき反応(問い合わせ数、商談数、成約数)
- それが取れない場合の撤退基準(期限と上限金額)
- アクション3(20分)損益分岐を計算して「必要稼働率」を出す
- 月の固定費合計 ÷ 1席(1契約)あたり粗利 = 必要契約数
- 必要契約数が現実的かを、先に判断する
- アクション4(次の打合せ前)投資の順番を入れ替える
- 先にやる:顧客獲得、検証、仮説の修正
- 後でやる:内装、増床、設備のグレードアップ
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