税務調査の対象になりやすい業種の実態や、
身を守るための顧問税理士の選び方について詳しく解説します。
税務調査のターゲットになりやすい業種と、信頼できる税理士を選ぶためのポイント
経営者や不動産投資家にとって、
税務調査は避けては通れない関心事です。
今回は、どのような業種が調査に入られやすいのか、
そして万が一の際や日々の守りのために、
どのような基準で税理士を選ぶべきかについて深掘りします。
- 税務調査は誰にでも入る可能性がある
一般的に税務調査は事業を営んでいる法人が対象だと思われがちですが、
実際には個人事業主やフリーランス、
さらにはサラリーマンであっても対象になります。
特に、
多額の相続が発生した際や、
副業・投資で大きな収益を上げた場合などは、
個人であっても調査が入る可能性は十分にあります。
国税庁の「KSKシステム(国税総合管理システム)」は、
過去の膨大なデータを分析し、
売上の急激な変動や異常な原価率、
特定の科目への偏りなどを自動的に抽出します。
現代の税務調査は「勘」ではなく、
こうした「数値の違和感」に基づいて実施されているのです。
- 調査に入られやすい「重点業種」の実態
税務署には、
過去の統計から脱税や申告漏れが多いとされる
「調査対象重点業種」が存在します。
上位にランクインする業種は数年ごとに変わりますが、
共通して狙われやすい特徴があります。
- 現金商売(飲食店・風俗営業など):
いわゆる「どんぶり勘定」になりやすく、
売上のカウントを誤魔化しやすい業種は常にマークされています。 - 複雑な税制が絡む業種(建設業・解体業・人材派遣業など):
取引形態が複雑で、
外注費や消費税の処理にミスが起きやすい業種です。 - 不動産業:
不動産業は消費税の取り扱いが非常に特殊で、
法改正も頻繁に行われます。
税務署側からすれば「会計処理の不備」を見つけやすく、
指摘しやすい(=税金を取りやすい)業種といえます。
- 顧問税理士選びの重要ポイント
税務調査の際、
納税者の味方となって適切な交渉ができる税理士を選ぶことは、
自身の身を守る上で極めて重要です。
選定の際の判断基準をいくつか挙げます。
税理士の能力は試験の合格だけでなく、
実務における「経験則」が大きく影響します。
特に税務調査の現場では、
調査官との駆け引きや法的根拠に基づく交渉力が問われます。
実績の少ない税理士だと、
調査官の言いなりになってしまうケースも少なくありません。
税務署出身のOB税理士は、
内部の論理を熟知しているため、
非常に心強い存在です。
ただし注意が必要なのは、
税務署内も
「所得税」
「法人税」
「資産税(相続など)」
と部署が完全に分かれている点です。
例えば、
法人税のプロであっても、
相続税(資産税)の知識は乏しいというケースは珍しくありません。
自身の目的に合った部署出身のOBを選ぶ必要があります。
税理士によって、
保守的に「かっちり」進めるタイプもいれば、
柔軟に(フレキシブルに)対応するタイプもいます。
また、OB税理士の中には、
いまだに税務署側の立ち位置で話をしてしまう人もいます。
自身のビジネスモデルを理解し、
ストレスなく相談できる「相性の良さ」は、
技術的なレベル以上に大切です。
- まとめ:知人だから、という理由で選ばない
「知り合いだから」
「昔から付き合いがあるから」
という理由だけで税理士を選び続けるのは、
リスクが伴います。
税制は毎年変わり、
ビジネスの状況も変化します。
特に複雑な消費税処理が必要な不動産業や、
多額の資産が動く相続の局面では、
その分野に特化した高い専門性と、
調査現場での確かな交渉力を持ったパートナーを選ぶことが、
最終的に自分自身の資産と身を守ることに繋がります。
要約
- 税務調査は誰でも対象になりうる
- 法人だけでなく、個人事業主・フリーランス・給与所得者(相続・副業・不動産・投資の大口収益)も対象。
- KSK(国税総合管理)により、
売上急変・原価率の異常・科目偏重など「数値の違和感」が自動抽出され選定。
- 調査に入りやすい重点業種の特徴
- 現金商売(飲食・風俗等):どんぶり勘定が生じやすく、売上除外や現金管理の杜撰さが焦点。
- 税制が複雑な業種(建設・解体・人材派遣等):外注費・源泉・消費税の処理ミスが頻出。
- 不動産業:非課税・課税の区分、仕入控除、改正への追随遅れが狙われやすい。
- 守りの要:顧問税理士の選び方(軸を持つ)
- 実務・交渉経験:調査現場での法令根拠に基づく交渉力(更正/修正申告・重加算対応・不服申立の経験値)。
- 専門領域の整合:OB税理士は部署ごとに能力差(所得税/法人税/資産税)。
自社の論点に合う専門家を。
- 相性と姿勢:保守/柔軟のスタイル、納税者側の立場で守る姿勢、レスポンスSLA、料金と業務範囲の明確化。
- 予防の実務(調査を「怖くない」に変える)
- 月次精度(試算表・棚卸・レジ締め/インボイス/区分経理)、
証憑管理(領収書・契約書・見積/発注/検収)、
内部統制(権限/実地カウント)、
論点メモ(見解の相違の整理)。
例え話
- 税務調査は「突然の防災訓練」。
普段から非常口(証憑)、
避難経路(帳簿整理)、
防災責任者(顧問税理士)が定まっていれば、
サイレンが鳴っても慌てません。
専門家としての付加価値
- 選定チェックリスト
- 実績:直近3年の調査対応件数/課税区分/是認率、争訟(審査請求・訴訟)経験。
- 専門:自社の主要税目(消費税/資産税/源泉/国際税務)への論点論証力(通達・裁決・判例の引当)。
- 運用:監査手続書/照会文書のテンプレ、レスポンス規程(24–48h)、料金・範囲(臨調の別料金可視化)。
- 倫理:利益相反/守秘の明示、過度な節税スキームの回避方針。
- 調査前ヘルスチェック
- 現金・売上管理(POS/釣銭/点検表)、
外注費(支払調書/源泉)、
消費税(本則/簡易/区分経理/インボイス)、
旅費交際費(按分・規程・稟議)、
不動産(非課税/課税、資本/修繕の区分、敷金の税務)、
グレー論点の「見解書」作成。
- 調査当日の作法
- 窓口一本化(窓口責任者・顧問経由回答)、
即答せず確認→文書回答、
録音記録の可否確認、
求資料の範囲明確化。
この動画から得られること
- 税務調査の選定ロジック(KSK・数値指標)と重点業種の実態
- 現金・建設/派遣・不動産で指摘されやすい論点一覧
- 調査前ヘルスチェックと証憑・内部統制の整備手順
- 調査当日の作法(窓口・回答・記録・資料範囲)
- 顧問税理士の選定基準(実務・専門・相性・SLA・費用)
- 不服申立・更正回避に向けた文書化(見解書・通達/裁決根拠)の作り方
視聴後アクション
- 月次の精度を上げる
- 直近12か月の試算表・原価率・売上推移を整え、異常値にメモを付ける。
- 証憑を揃える
- 売上(レシート/POS/検収)、外注(契約/領収/支払調書)、交際・旅費(規程/稟議)のファイルを作る。
- 消費税を点検する
- 簡易/本則・区分経理・インボイスの要件を自己診断し、弱点を洗い出す。
- 窓口と当日の流れを決める
- 誰が回答するか、即答せず文書回答にするか、記録方法を社内で決める。
- 税理士を評価する
- 調査対応実績、専門部門、料金・SLA、スタイルをチェックし、面談で相性を確認する。
- グレー論点を文書化
- 通達・裁決・判例を根拠に「見解書」を作成し、見解の相違に備える。
まずは「数値の見える化」と「守りの体制」です。
今日、月次の異常値リストと証憑フォルダを整え、
消費税と外注の弱点を洗い出してください。
並行して調査対応に強い税理士との面談を設定し、
窓口・回答フローを社内で決めましょう。
準備こそ最大の防御です。
不動産投資に興味のある方は、春を導く不動産投資と友達になりませんか?
▼LINE登録はこちらから
https://lin.ee/BbrViHN
友達限定で、完全非公開の物件ごとの事業計画動画を不定期でお届けします!!
税理士法人 A to Y
〒460-0014 愛知県 名古屋市中区富士見町7-11
電話番号 052-331-0286
FAX番号 052-331-0317
【AtoY 相続事業承継クラブ】
相続の情報が氾濫する世の中・・・
「現場のプロ」があなたにあった生前対策方法を親身にサポートいたします。
失敗しない不動産投資の事業計画書を作ろう!!
【失敗しない不動産投資の事業計画書】
不動産投資に興味ある方
資産形成に不動産投資を検討している方
不動産投資に絶対に失敗したくない方





