言葉はニュアンスによって変わりますが、
何気ない言葉に感情をのせることで、
優しい気持ちにさせてくれるの言葉、
それが
大和言葉です。
言葉は言霊ですから
大和言葉を普段使いと出来たなら
より豊かな生き方より深い人生となるのではと感じています。
例えば、
話し合う
からはどんなイメージが湧くでしょうか？
緊張感や緊迫感なんかも感じるかもしれません。
交渉事や難しそうな問題に取り組む感じとも。
では、
語らう
からはどんなイメージが湧くでしょうか？
お互いが腹の内を見せ合って同じ時間を過ごす。
心の内をさらけ出す
そんな感じではないでしょうか。
情景としては、
同じような場面だとしても、
使う言葉によって、
環境が変わります。
環境が変われば、
結果も変わります。
可能な限り、
良い結果を得たいですよね。
良い結果といっても
自分にとってだけ良い結果ではなく、
相手にとっても
地球にとっても
将来に渡っても
良い結果となる
天地自然に理に適う良い結果
でありたいところです。
普段何気なく使う言葉が、
その人を表し、
そして、
その人の人生を創っていく。
言葉は言霊
ですから、
わざわざ他人と争い合う人生を選ぶより、
すべての生命体と共存共栄し合える生き方をしていく方が、
より豊かな人生を歩んで行ける
そう思っています。
今いる環境が有り難いと思う心
今置かれている状態に感謝する心
この心を徒や疎かにしないこと。
万葉集の歌人 柿本人麻呂は、
しきしまの大和の国は
言霊の幸わう国ぞ
ま幸くありこそ
と歌っています。
その人が何気なく発する言葉
その言葉が発せられるということは、
そういうモノの見方をして、
そういう考え方をして、
そういう言葉を使い、
そういう行動をする。
だから、
言葉がその人の人生を司っているわけです。
より豊かに人生を歩んでいく
そのためには、
すべての生命体と共存共栄し合える生き方を
そして、
そのためには、
普段使う言葉にこそ気を使う。
だからこそ、
美しい響きの言葉である大和言葉を使うことで、
人生に彩が加わり、
より人生が豊かになっていくことでしょう。
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