【本当の現場の声】原油高、価格転嫁できず、原材料高騰、利益を圧迫、人手不足、設備投資≪詳しくは動画をご覧ください≫

2023年版中小企業白書が発表されています。
この白書では中小企業の動向に加え、
厳しい経済環境下での成長や持続的な発展を遂げるための取り組みについて、
企業事例を分析紹介しています。
中小企業の業績はもう完全回復したのか？
新型コロナの影響はどうなっているのか？
事業承継で取り組む「事業再構築」とは？
今回はリアルデータで見る中小企業の今です。

物価高騰の影響大の中小企業！

エネルギー・原材料価格高騰による企業業績への影響が
「大いにマイナス」19.7％と
「マイナス」45.5％で、
合わせると65％超の企業が収益減少等の影響を受けています。

中小企業製造業、価格転嫁ができない！

大企業と中小企業間で価格転嫁力の格差が開いています。
中小製造業は大企業と比べ、
価格転嫁ができていないため、
生産性(一人当たり名目付加価値額)が低迷し、
2019年から21年にかけて価格転嫁力が低下しています。

人手不足は省力化投資で！

深刻な人手不足に対応するため、
省力化投資で生産性向上に取り組む動きが見られます。

過去最高水準の100兆円！

2023年度の国内設備投資は過去最高水準の100兆円と見込まれ、
中小企業の設備投資額も増加傾向です。
中小企業の今後の設備投資目的は
「維持更新」よりも「生産性の拡大」
「製品・サービスの質的向上」を重視しています。

大企業に比べて、
物価高騰の影響をもろ受けるのが中小企業です。
更に特にですが中小製造業は価格転嫁ができません。
そんな状況が見て取れます。
しかし、
深刻な人手不足を省力化投資でのりきろうと言った動きも見られます。
白書から読み取れる中小企業の取り組み、
あなたの会社ではどんな取り組みをしていますか？